ゴールデンウィーク後半、5月5日(日)は、栃木県のユウケイ武道館で開催された「中学生強化練成会」に参加してきました。
昨年は埼玉で開催された同様の練成会に初めて遠征参加し、大きな学びを得ることができました。今年は開催地を栃木に移し、さらにレベルの高いチームが集う中で、1日を通して密度の濃い練習試合を重ねることができました。
練習試合は合計14試合!
午前・午後に分かれ、道場ごとにローテーションで練習試合が行われました。
選手たちはトータルで14試合の実戦を経験。普段の試合ではなかなかできないような、短いインターバルでの連戦となり、技術だけでなく集中力・体力・精神力のすべてが試される1日となりました。
疲れが見える中でも、最後まで集中を切らさず試合に挑む姿に、日々の積み重ねの成果を感じました。


勝敗以上に「内容」が問われる1日
練成会のような場では、勝ち負けに一喜一憂するのではなく、「どんな攻めができたか」「何が通じなかったか」を振り返ることがとても重要です。この日は、自分の組み手ができずに攻めきれなかった選手もいれば、逆に得意技をしっかり決めることができた選手もいて、それぞれにとって“今の自分を知る”良い機会になったはずです。
試合後のフィードバックでは、選手同士でアドバイスをし合う姿も見られ、技術以上に「学び合う力」が育ってきていることを実感しました。
団体としての強化にもつながった1日
今回の練成会は、個人の技術向上だけでなく、団体戦に向けた連携強化の面でも大きな成果がありました。
「誰と誰が組むとリズムがよいのか」
「どのポジションで安定して戦えるのか」
など、これからのチーム編成を考えるうえでの貴重なヒントを得ることができました。
また、選手たち自身が「次の団体戦ではこのメンバーで戦いたい」と自然に話していたのも印象的で、チーム内での自覚と責任感も確実に育ってきていると感じます。

最後に
主催いただいた関係者の皆様、対戦してくださった道場の皆様、そして遠征にご協力くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
道場を出て、外で揉まれることによって気づくことがたくさんあります。
それをしっかりと稽古に持ち帰り、またひとつずつ積み重ねていくことで、確実に「強く」「たくましく」なっていけると信じています。
今後の大会や練習にも、ぜひご期待ください!
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