5月4日(土)、こどもの日に開催された柔道の大会に、石川道場中学生クラスから男子団体戦チームが出場しました。
石川道場にとって、5人制の男子団体戦にフルメンバーで挑むのは今回が“初”。
道場にとっても、生徒たちにとっても、新たな一歩となる挑戦となりました。
試合当日のメンバー構成
この日は当初予定していた蓬田一颯(2年)、佐藤興太(1年)の2名が体調不良により欠場。
残った5名で以下の布陣を組み、団体戦に挑みました。
- 先鋒:大塚啓史(1年)
- 次鋒:板垣勘太(2年)
- 中堅:宇野玄輝(3年)
- 副将:福田咲人(1年)
- 大将:山口湊叶(1年)
まだ試合経験の少ない1年生が3名という編成でしたが、それぞれが自分の役割を果たそうと、気持ちを込めて試合に臨みました。
初戦は快勝!5人の気持ちがひとつに
予選リーグ第1試合の相手は、総和南中学校。
立ち上がりから全員が集中した良い入りを見せ、5-0の快勝という最高のスタートを切ることができました。
それぞれがしっかり技を出し、受けの姿勢でも粘り強く戦い、普段の稽古の成果がはっきりと見えた内容でした。
仲間の勝利を大きな拍手と笑顔で迎える姿が印象的で、試合を重ねるごとにチームとしてのまとまりが強まっていることを実感しました。

強豪・無心塾との対戦、貴重な経験に
予選リーグ第2試合の相手は、今大会の準優勝チームである「無心塾」。
結果は0-2で敗戦となりましたが、一人ひとりが「勝ちに行く」姿勢を貫いた、内容の濃い試合となりました。
技のスピードやタイミング、組み際の工夫など、相手のレベルの高さに触れたことで、自分の課題もより明確に。
勝ち星にはつながらなかったものの、選手たちにとっては非常に価値ある一戦でした。
初めての団体戦で見えた「仲間の力」
今回は、誰かが引っ張った試合ではなく、全員で作り上げた団体戦でした。
1年生が3人という若いチームでありながら、試合中や待機中の姿勢、仲間への声かけなど、どの場面を切り取っても“チームとして戦っている”ことが感じられました。
勝っても負けても、その背中を見て「次、自分もこうなりたい」と思える。そんな存在が道場内にどんどん増えてきていることが、本当に嬉しいです。

最後に
石川道場として、5人そろっての初団体戦。
結果以上に、「仲間と戦うことの意味」「団体戦の楽しさ」「支え合うことの大切さ」を感じることができた1日でした。
主催関係者の皆様、対戦いただいたチームの皆様、そして早朝から応援してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
この経験を次につなげるために、また一歩ずつ積み上げていきます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
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