4月27日(日)、ひたちなか市で開催された【ひたちなかチャレンジカップ】に参加しました。
この大会は3人制の団体戦形式で、石川道場からは 男子Aチーム・Bチーム・女子チームの3チーム が出場しました。
昨年は人数の関係で参加できなかったこの大会。
11名体制となった今年は、いよいよ“チームで戦う”ことを本格的にスタートできるようになり、選手たちも気合い十分で臨みました。
チーム紹介と編成変更
【Aチーム】
- 宇野玄輝(3年)
- 板垣勘太(2年)
- 蓬田一颯(2年)
- 川島旺士朗(3年)※補欠
【Bチーム】
- 福田咲人(1年)
- 佐藤興太(1年)
- 大塚啓史(1年)
【女子チーム】
- 石塚結月(3年)
- 野口みひろ(2年)
- 大塚結穂(1年)
大会当日の朝、Bチームの佐藤が体調不良により出場を断念。
急きょAチームの川島がBチームに合流し、チーム編成を変更しての出場となりました。
こうした急な変更にも、どの選手も動じることなく対応できたことは、今年に入ってからの練習の積み重ねと、心の成長の証だと感じました。

各チームの試合結果
▶ Bチーム/女子チーム
どちらも予選リーグで奮闘するも、惜しくも予選敗退となりました。
Bチームは1年生で構成された初の団体戦。
個々の力はまだまだこれからですが、「団体戦で仲間のために戦う」という経験が、彼らを大きく成長させてくれました。
特に川島(3年)は急な助っ人出場にも関わらず、後輩たちを引っ張る姿勢が非常に頼もしく、指導者としても誇らしく感じました。
女子チームも健闘しましたが、実力ある相手にあと一歩届かず。
しかし、相手の技を必死にしのぎながらチャンスをうかがう姿勢や、チーム内で声を掛け合う様子など、普段の稽古で大切にしていることが随所に見られました。
▶ Aチーム
予選リーグを2位で通過し、決勝トーナメント進出!
予選リーグでは強豪相手に粘り強く戦い、チームとしての一体感を感じる試合運びができました。
しかし、決勝トーナメント直前に不運にも1名が負傷。2名での出場を余儀なくされるという厳しい状況に。
それでも残された2人は気持ちを切らさず、最後まで堂々とした柔道を貫きました。
結果はトーナメント1回戦敗退となりましたが、「この経験は必ず次につながる」と信じられる試合内容でした。

指導者として感じたこと
この大会で感じたのは、「個の力」だけでなく「チームとしての力」が育ってきているということです。
柔道は個人競技でありながら、団体戦では仲間の声援や支えが何よりの力になります。
負けてしまった選手が試合後に泣きながら「次は絶対勝つ」と仲間に誓っていた姿、試合前に円陣を組んで気持ちを高めていた姿など、ひとつのチームとしてのまとまりを確かに感じることができました。
最後に
ひたちなかチャレンジカップを運営してくださった関係者の皆様、素晴らしい舞台をありがとうございました。
そして早朝から送り出してくださった保護者の皆様、日々のサポートに心より感謝いたします。
選手たちはこの大会を通じて、またひと回り大きくなりました。
今回の悔しさと成長を糧に、次の大会でも胸を張って戦えるよう、また日々の稽古に励んでいきます。
引き続き、石川道場中学生クラスの応援をよろしくお願いいたします!
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