「全国大会に出たい」
この言葉を口にするとき、心のどこかで「本当に目指していいのかな…」「自分にそんな実力あるのかな」と、不安がよぎることはありませんか?
でも、その気持ちを持ちながらも「やってやる」と決意した人こそが、全国に近づいていきます。
今回は、“夢”を“目標”に変えるための、具体的な考え方と行動を紹介します。
◆全国を目指すために必要な「3つの視点」
① ゴールを具体的に描く
「全国に行きたい」ではなく、「○月の○○大会で○○の成績を残す」など、具体的なゴールを設定する。
→ 目的が明確になることで、「今日やるべきこと」が決まります。
② 自分の現状を正確に知る
- 得意技と苦手な技を紙に書き出す
- 最近の試合でどんな失点をしたか分析する
- 先生や先輩に「自分の直すべき点」を聞いてみる
→ 自分を知ることが、努力の方向を決めてくれます。
③ 毎日の行動に落とし込む
- 「月間目標」→ 例:4月は体幹強化、5月は寝技集中
- 「週間目標」→ 火木に補強/土曜は技の打ち込み30本/日曜に映像分析
→ 目標が“行動レベル”まで落とし込まれて初めて、現実が動き始めます。
◆「全国に行ける選手」がやっていること
全国に出場している選手たちは、特別な才能だけで勝っているわけではありません。 共通しているのは次のような姿勢です。
- 負け試合の分析を必ずする
- 練習の意味を自分の言葉で説明できる
- 自主トレや復習ノートを習慣にしている
- 練習中の1本1本に“集中”している
特別なことではなく、“当たり前を続ける力”こそが、実力の差になります。
◆自分に必要な「変化」を恐れない
目標に向かう途中では、必ず“壁”が出てきます。 そのときに、
- 組み手を変えてみる
- 得意技を思い切って作り直す
- 生活習慣を整える
こうした「自分を変える行動」ができるかどうかで、次のステージに行けるかが決まります。
◆まとめ:「夢を語るだけ」で終わらせない
全国を目指すことは、恥ずかしいことでも、遠すぎることでもありません。
でも、目指すだけで“動かない”人と、 今日から具体的に“やり始める”人では、半年後に大きな差が生まれます。
今の自分にできることを、今日から本気でやる。 その積み重ねが、未来のあなたをつくります。
全国を目指すなら、まず「今日の稽古」に全力を注ぎましょう。
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